一部繰り上げ返済(内入れ)の注意点としてはどのようなものがありますか?
一部繰り上げ返済(内入れ)について注意したい点としては、以下のようなものがあげられます。
■繰り上げ返済の自動口座引き落とし
繰り上げ返済が自動的に預貯金口座からの引き落としとなっているので、見直しの機会に気づかないケースがあります。
■無理な繰り上げ返済
無理な繰り上げ返済はできだけ行わないようにし、あくまでもその時々の生活設計に支障のない範囲で行わなければなりません。
■住宅ローン控除の適用
返済期間が20年などと短く、期間短縮型利用のケースでは、繰り上げ返済によって返済の残期間が10年未満になってしまうと、住宅ローン控除がその年の分から受けることができなくなるケースがあります。
■繰り上げ返済の手数料
フラット35では繰り上げ返済の手数料は無料ですが、民間金融機関では繰り上げ返済に手数料がかかります。
住宅ローンを長期の返済期間で組んでいると、毎月返済額は少なめで推移していますが、生活に余裕がでてきたならば、繰り上げ返済によって返済期間の短縮を検討してみるのもよいでしょう。 |