特定道路というのは、建築法規の用語です。 具体的には、道路幅員が15m以上の道路のことをいいます。 ちなみに、敷地が接する道路の幅員により容積率が制限されている場合に、特定道路への距離によって、容積率が緩和される場合があります。
特例容積率適用区域制度というのは、定められた区域を全体として考えて未利用な容積率の活用を図る制度のことをいいます。 なお、特定行政庁が、商業地域内で高度利用を図るべきと認められる区域を、都市計画で定めます。
特定の事業用資産の買換えの課税の特例というのは、事業継続のための課税の特例措置です。 具体的には、事業に使用している特定の土地や建物を譲渡(譲渡資産)し、その年またはその前年中に、事業に使用する特定の資産を取得(買換資産)したか、あるいは譲渡した年の翌年に事業に使用する特定の資産を取得する予定で、その取得した資産を取得した日から1年以内に事業の用に使用する場合には、譲渡所得の計算について、譲渡資産の譲渡価格から、買換資産の取得価格を差し引いて課税する、課税の繰り延べによる特例のことをいいます。 ちなみに、譲渡資産と買換資産の組合せは、既成市街地等内にある土地建物を譲渡し、既成市街地等以外にある土地建物等を取得する場合など、個人では、19通りの組合せが法定されています。