フラット35(住宅ローン)入門



中間省略登記について

どのような登記方法ですか?

中間省略登記というのは、実務上行われている登記方法です。

具体的には、所有権が甲から乙、乙から丙と移転したにもかかわらず、移転登記は甲から丙に直接行う場合のように、中間を省略して行う登記のことをいいます。

ちなみに、この中間省略登記は、登録免許税の節約などのため、古くから利用されています。

判例の見解は?

判例は当初、権利の実質的関係と符号しないので無効としていました。

しかしながら、現在では、中間者の同意なしになされた登記でも、中間者が中間省略登記の抹消登記を求める正当な利益を有しない限り有効としています。

関連トピック
どのような分析をいうのですか?

地域分析というのは、鑑定評価書に必ず記載すべき事項のことです。

鑑定評価書における地域分析とは?

一般に、不動産は、自然的条件や人文的条件の全部あるいは一部を共通することにより、他の不動産とともにある地域を構成しています。

ここで、鑑定評価書における地域分析とは、次のようなものがもたらす地域内の不動産の利用形態と価格形成への影響力を分析し、判定することをいいます。

■その対象不動産の存する地理的位置
■対象不動産の存する地域の特性
■対象不動産に係る取引市場の特性


地域分析とは?
地価とは?
地価税とは?
地籍調査とは?
仲介等の手数料とは?
地域分析で重要なのは?
地価公示とは?
地上権とは?
地方拠点都市地域とは?
中間省略登記とは?

Copyright (C) 2011 フラット35(住宅ローン)入門 All Rights Reserved