注視区域というのは、土地取引が規制されている区域のことです。

具体的には、国土利用計画法により都道府県知事が指定する、地価が急激に上昇し、または上昇するおそれがあると認められる区域のことをいいます。

注視区域の指定を受けると、一定面積以上の土地取引を行う時には、事前に都道府県知事に予定対価、利用目的等を届けなければなりません。

中心市街地活性化法というのは、都市開発に関する法律です。

中心市街地活性化法では、空洞化の進んでいる中心市街地の活性化を図るため、地域の創意工夫を活かしつつ、市街地の整備改善、商業等の活性化を柱とする総合的・一体的な対策を、関係省庁、地方公共団体、民間事業者等が連携・推進し、地域の振興と秩序ある整備を図ることをその内容としています。

比準価格というのは、鑑定評価手法により求められる試算価格のことで、具体的には、取引事例比較法によって対象不動産の価格を求める試算価格のことをいいます。